ボルトエンジニア

㈱日本プララド技術部

ボルトはなぜ
共回りするのか︖(6)

木造建築への応用

B型N型

「つれゼロワシャ」にはB型(=ボルト側に使う)とN型(=ナット側に使う)の2種類があり、次のような効果を発揮します。

ウエッジ付き二枚組ワッシャー

上の写真の「ウエッジ付き二枚組ワッシャー」(海外製)は緩み止めとして優れているが、残念ながら木造建築には使えない! 床面へ「★メリ込む」から機能しない。

つれゼロワッシャーN型

けれども解決方法あり! 「つれゼロワッシャーN型」(上記右)を併用すれば、面圧を下げられて問題無く使える。N型は完全な非回転機能があるから、「二枚組ワッシャー」が緩み止め機能を発揮する。

つれゼロワッシャーB型

更にボルト頭側に非回転機能の「つれゼロワッシャーB型」を使うなら、面圧が下がりボルト頭も「★メリ込む」事はない。しかも締付け時に供回りしない。

つれゼロワッシャーB型

★ナット解放後のワシャのウエッジの「押し跡」から、緩み止め機能が強く「効いている」のが分かる。

緩止め二枚組ワシャ振動実験

★「つれゼロワッシャー」と併用する事で、「面圧が下がり」木造建築に使用出来る。

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