ボルトエンジニア(株)

ボルトの緩みを瞬時に警告!インターボルト

ボルト頭に埋め込まれた
高精度の軸力センサーにより、
リモートでボルトの軸力を
監視できます。

ボルトの緩みを瞬時に警告!インターボルト

締結中にリアルタイムでボルトの軸力を測定

通常 ボルトの軸力を計測するには特殊な機器と技術者が必要で、多くの場合現場で測定することは困難でした。インターボルトなら、ボルト頭に埋め込まれた高精度の軸力センサーで締結時のボルトの軸力をリアルタイムで見ることができます。

締結中にリアルタイムでボルトの軸力を測定

LEDランプでボルトの軸力状態をお知らせ

赤く点滅……… ボルトの軸力が低下している
緑に点滅……… ボルトの軸力は規定範囲内
赤/緑に点滅……ボルトの軸力が高くなっている
赤く点灯………ボルトの軸力が過大になっている

LEDランプでボルトの軸力状態をお知らせ

ボルト頭にあるバッテリーは最大15年使用できます。
バッテリー交換には面倒な工具や複雑な手順はありません。ボルトを緩めることなくキャップを交換するだけです。

リモート監視により現場に出向いて行う手動の定期点検が不要に

ボルトの軸力はキャップからゲートウェイ(専用受信機)を通じてクラウドへ送信。24時間365日どこにいてもボルトの軸力低下を知ることができます。リアルタイムでのリモート監視によりボルトが緩んでいないか現場に出向いて行う手動の定期点検が不要になります。また設置した時からの軸力推移が保存されるためボルト寿命を把握することも可能です。

リモート監視により現場に出向いて行う手動の定期点検が不要に
Bolt Load History

導入事例

  • 導入事例イメージ

    風車のボルトの軸力監視にも

  • 導入事例イメージ

    鉄道レールのボルトの軸力監視にも

  • 導入事例イメージ

    フランジボルトの軸力監視にも

  • 導入事例イメージ

    採掘現場のボルトの軸力監視にも

インターボルトの原理

  • ・ボルトを締め付けるとボルトの全長Lが伸びます。
  • ・ゲージピンは内部でフリーなのでボルトが伸びてもピンの長さ(=ℓ)は変わりません。
  • ・センサー(緑色)でピンとの隙間の変化を測ればボルトのℓ部分の伸び量が分かり、軸力が分かります。これは頭部(黄色)内のICチップで軸力に変換され、キャップ内の発信機で知らせます。
インターボルトの原理イメージ

インターボルト 仕様

■軸力精度 標準±5%
(オプション)キャリブレーション実施±3%
■対応ボルトサイズ M20~M100
■対応ボルト強度区分 4.6~12.9
■対応ボルト材質 SS、SC、SCM、SUSなど
■使用温度 -40~85℃
■防塵・防水機能 IP68
■衝撃保護等級 IK07
■塩水噴霧試験 噴霧2,000時間
■バッテリー寿命 最大15年
■LoRa無線通信距離 最大1km:インターボルトから専用受信機(=GateWay)までの距離
■クラウド通信距離 ネット環境があれば距離に制限なし
どこからでもボルト軸力の監視可能

インターボルト Q&A

  • イギリスの技術で、InterBolt社の製品です。
  • それこそがこの製品の“売り”です。クラウドへアクセスすればパソコンからでもスマートフォンからでも、何時でもボルト軸力を知ることができます。ボルトから3,000km離れていても、地球の裏側にいても知ることができます。
  • ボルト頭のキャップにLEDが埋め込まれてあり、緩むと赤色に点滅して知らせます。100mの範囲にある専用タブレットでもボルト軸力をリアルタイムで見ることができます。
  • ボルトの内部に細いゲージピンがあるのが特徴です。このピンはボルトが締まっても(=ボルトが伸びても)長さが変わりません。ボルトの頭部に埋め込まれたセンサーとピン頭部の隙間の変化で、(ピン長さに相当する)ボルトの軸力(=伸び量)を測ります。ピン長さはボルトを締め付けても変化しないので、ボルト長さの長短があっても、同じ軸力が検出されます。たとえば、被締結物の厚さが200mmであっても、260mmになっても同じInterBoltがそのまま使えるので、InterBoltを買い替える必要はありません。
  • センサーからゲージピン頭部へ電波を発射しており、その反射でセンサー内部に誘導電流が流れます。ボルトが締まって隙間が拡大すると、誘導電流の大きさが変化します。その変化を検知して、軸力と換算しています。
    QAイメージ
  • いいえ、ピンは穴の中にありますが、底部でしっかり固定されており動きません。
  • いいえ、センサー単体では売っておらず、“センサー付きのボルト”として販売しています。標準的な長さのボルトを在庫していますので、随時お問い合わせください。
  • はい、出来ます。納期は約1~2ヶ月です。
  • InterBolt自体の軸力精度は±5%です。キャリブレーション実施(オプション)で±3%となります。必要であれば(株)日本プララド(神戸市)社内で検定ができます。
  • ボルトの軸力を(ボルト頭の黄色キャップ内にある送信機から)電波で発信(=LoRaシステム)

    1km以内に設置された専用受信機(=GateWay)で受信

    GateWayが自動的にクラウドへ送信

    パソコンからクラウド上へアクセスすれば、いつでも世界中どこに居ても、軸力を知ることができます。

  • 最大1kmです。ボルトから1km以内にGateWayを設置してください。
  • 15分~24時間の間で設定できます。
  • ボルト軸力の通知が24時間毎(=24時間に1回)ならば、バッテリー寿命は約15年です。もし12時間毎なら、約7年半です。これは、InterBolt内のバッテリーの寿命によってそう規定されます。
  • ボルトを締めたままの状態で緩めることなく、キャップ内のバッテリーを交換できます。慣れたら30秒で交換できます。
  • キャップは2本のねじで固定されており、ゴム製のガスケットで密閉されています。
  • ボルト軸力の上限下限を設定でき、その範囲を超えるとアラート機能で通知してくれます。またボルトの軸力推移を保存していますので長期的にボルト軸力を監視することができます。
  • タブレットはボルト締結作業時に使用するモニターで、締め付け軸力(数値)をリアルタイムですぐに見ることができます。キャップ内のセンサーをアクティブにすると最大2分間見ることができます。
    またこのタブレット上で、最大軸力と最低軸力を範囲として設定できます。これを設定すると、ボルトの軸力状態をLEDが点灯して教えてくれます。
    同時にどれくらいの間隔(=何時間毎)でボルト軸力をGateWayに知らせたいか、を設定できます。
    タブレット画面は以下の通りで、B5サイズです。
    QAイメージ
  • 設定軸力40kNで、設定許容範囲は36~44kNです。現在39kNの軸力を保っています。範囲を越えると、上のグラフは「緑」表示から「赤」表示に変わります。ボルトの環境温度26.4℃、InterBoltのバッテリー残量81%を示しています。
  • 10m上から固い地面に落とした時に発生する衝撃(重力加速度G)に耐えられます。1,000G(ジー)まで耐えられます。このテストを1万個のInterBoltで実施しました。
  • -40~85℃です。
  • M36程度で長さが200mmで、単価は約17万円。
  • 全てのボルトにInterBoltを使わなくても、対角に使用や5本毎か10本毎に使用すれば、それが全体のボルトの緩みのシグナルとなりますので、そんな使い方をお勧めします。
  • 一例として洋上風力の翼の根元にある取付けボルトや、鉄道線路のポイント切り替え部のボルト、クレーンの回転台のボルト、遊園地のジェットコースターのボルトなど、知らずに緩んでいたら大事になるようなボルトです。それらのボルトの異常を遠隔地で知ることができます。

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0120-500-207

info@bolt-engineer.net