一旦締め付けると、もう「緩まない!」。ボルトが緩み易い振動のある機械に最適。それなのに、メンテナンスで「緩めたい」時には、簡単に直ぐ緩められる。
軸力管理工具としてボルトテンショナーが使われるが、締結後の「残留軸力」は、10~20%減少するのが普通です。この事実は余り知られていませんが、テンションナット®ではこれが起きません。
ボルトテンショナーでは被締結物の厚みがボルト径の少なくとも3倍以上でないと使えない(或いは、非常に不正確な軸力になる)が、テンションナット®には、この制約が無い。仮に、被締結物が薄い紙のような板であっても、正確な締結が可能。また、そんな場合でも、被締結物がこすれて破損する事も無い。
「緩まない」から、手直しが基本的に不要で、増し締めをする必要がない。結果的に緩むのを恐れて「不必要に」強く締付過ぎる必要がない。但し被締結部のなじみ量が特別に大きい場合や、元々ボルトの強度が不足でボルト自体が塑性変形する場合は除きます。
テンションナット®は大きな軸力を発生するにも関わらず、作業には「ハンドトルクレンチ」一本でよい。大掛かりな動力工具は不要で、電源のない戸外でも締結出来る。また動力工具が入らない狭隘部のボルトの締結も確実で、しかも「緩まない」。ボルトサイズが大きくなると、油圧レンチでもボルトテンンショナーでも、持てないほどの重量になるが、テンションナット®の工具はハンドレンチ1本。この意味で、経済的。
特に機械やプラントを「海外へ輸出」する時、メンテナンスの為に現地に優れた動力工具があるとは限らないし、付帯工具として付けると高額になる。ハンドトルクレンチ一本なら何処にでもあります。
テンションナット®本体に取り付いているプレスねじの締付に、必要とあらば(小型の)インパクトレンチ(或いは電動ナットランナー)の併用が出来、作業を早める事も出来る。但し、最後の締付けはハンドトルクレンチで仕上げてください。
テンションナット®はナット本体を回転させないので、ボルトの「捻じれがゼロ」で、これが起きない。また、油圧レンチなどを使うと反力の影響で、通常ボルトが下穴に対して片方へ偏在してしまう。この為、ガスケットのある「フランジボルト」や偏芯を嫌う「軸受け」などでは、締結ボルトの「センター位置保持」が大切。テンションナット®ならこれが可能です。
締結工具として、油圧レンチ・テンションナー・油圧ナットなどがあるが、それらに比べて(シールなどが無く)、トラブルフリー。無論、再使用が可能。工具の入手が出来ない海外の現地で、これは重要なファクターとなります。
静的な締め付けなので、細目ねじで高軸力・高トルクで締結しても「焼き付き」現象を起こさない。これだけの為に油圧レンチが使えないユーザーが沢山います。
ナットの上部に少しの上部空間があれば、締結が可能(=軸力管理が可能)なので、スペース的に締結に困る場合の多くの問題を解決出来ます。しかも「緩まない」。
外径・厚みがほぼ同じなので、通常の六角ナットと入れ替えるだけ。
軸力精度が+/-10%以内と優れ、非常に「緩みにくい」。
250℃の高温まで使えますので、油圧ナットのような雰囲気温度の制約が少ない。
一旦締め付けると、もう「緩まない!」。ボルトが緩み易い振動のある機械に最適。それなのに、メンテナンスで「緩めたい」時には、簡単に直ぐ緩められる。
ボルトテンショナーでは被締結物の厚みがボルト径の少なくとも3倍以上でないと使えない(或いは、非常に不正確な軸力になる)が、テンションナット®には、この制約が無い。仮に、被締結物が薄い紙のような板であっても、正確な締結が可能。また、そんな場合でも、被締結物がこすれて破損する事も無い。
「緩まない」から、手直しが基本的に不要で、増し締めをする必要がない。結果的に緩むのを恐れて「不必要に」強く締付過ぎる必要がない。但し被締結部のなじみ量が特別に大きい場合や、元々ボルトの強度が不足でボルト自体が塑性変形する場合は除きます。
締結工具として、油圧レンチ・テンションナー・油圧ナットなどがあるが、それらに比べて(シールなどが無く)、トラブルフリー。無論、再使用が可能。工具の入手が出来ない海外の現地で、これは重要なファクターとなります。
ナットの上部に少しの上部空間があれば、締結が可能(=軸力管理が可能)なので、スペース的に締結に困る場合の多くの問題を解決出来ます。しかも「緩まない」。
外径・厚みがほぼ同じなので、通常の六角ナットと入れ替えるだけ。
軸力精度が+/-10%以内と優れ、非常に「緩みにくい」。
250℃の高温まで使えますので、油圧ナットのような雰囲気温度の制約が少ない。