トルク締めするとボルトの捻じれと、ねじ面・座面の摩擦で軸力は不正確。
トルクの10%程度しか軸力に変換されない。
「緩まない」性能を比較した実験結果の一部です。
テンションナット®の緩み難さは、締付け時トルク(或いは軸力)の数倍(=2.2~4倍)になります。
複数個(6~20ケ)のプレスねじが組み込まれたテンションナット®本体と、斜面θ°の斜面ワシャーから成っています。
「ヘルツねじ」の仕組み
丸ナット本体に取り付けている複数の「ヘルツねじ」(=上の中央)は、特殊設計されたもので、圧縮力を受けて初めて面圧が均一になるように設計されています。これによって斜面をスムーズに滑るのです。
弊社の従来品では、傾いたプレスねじ(小ねじ)を使用し斜面デイスクに対し直角に当たるように作られていましたが、ヘルツの応力理論に基づき面圧分布を研究し実験した結果、先端部に適切な丸味を付けた「ヘルツねじ」の開発に成功しました。傾ける必要が無くなり、同時に締付け軸力の精度が一層高くなりました。
テンションナットRが緩まないのは、ナット座面やボルトねじ部の摩擦抵抗によってではありません。(緩まろうとすると)軸力が自動的に増加する為に、反って「余計に締まる」のです。
エアハンマー(自重1.7kg)で
2900回/分の振動を与え続けた
試験条件:M36xP4
有効ボルト長(被締付け長さ)150mm
締結軸力34kN(約3.4トン)
主題の条件で「緩み時間」の比較を行う
2018.6.21 自社内開発室
総販売元
株式会社日本プララド
TEL:0120-500-207
メールアドレス:info@bolt-engineer.net
総販売元
株式会社日本プララド
TEL:0120-500-207
メールアドレス:info@bolt-engineer.net
テンションナット®についてのお問い合わせは、電話・メールフォームから受け付けております。
製品についてご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。