ボルトエンジニア(株)

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ボルト締結工具選定の比較表
◎テンションナット
(機械式ボルトテンショナー)
選定の基準

比較項目
テンションナット
テンションナット
油圧ナット
油圧式ボルトテンショナー
使用目的 ボルトの軸力管理 良い ベスト
ボルトのトルク管理 不適当 不適当
動力源 不要 必要・ハンドポンプを使うなら動力不要
作業性 ボルト多数時の作業性M36が10本以上など 勧められない ベスト
ボルト少数の時の作業性M52が3本程度など ベスト 同左
手軽さ・準備など トルクレンチ一本あれば、何処でも作業が可能 同左
反力受けの必要性 不要 不要
トラブル トラブルフリー 同左
増締めの手間 トルクレンチ1本有ればよい 同左
狭隘部での作業 ベスト 便利
重量:M56以上など ナット本体以外に重量物は無い ポンプ・ホース込みで25kg程度
品質性能 ボルト軸力のバラツキ 最小 最小
ボルトねじ面・座面の摩擦 ゼロ ゼロ
ボルト長が短い時:被締結物厚さがボルト径の3倍以下など ベスト 勧められない(締まらない)
ボルト長が長い時:被締結物厚さがボルト径の5倍以上など 良い ベスト
振動に対するナットの緩みの可能性 構造的に起きない 発生する
経済性 経済性:M42が5本以下など 最も安い:40万円以下 80万円を超える
メンテの費用 トラブルフリーなので殆どゼロ 高額
解決

ボルト数が5本以下と少なく、ボルト径が大きい時には、作業性・締付時間・コストの面からテンションナット(機械式ボルトテンショナー)が最適です。